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新しい職場のカタチ

東北地方6県902万人 < 神奈川1県910万人の衝撃

 

仙台であった経済界の会合で、ある社長さんの挨拶の中での話題、

東北地方6県の人口が神奈川県1県の人口に抜かれてしまったと、

東北経済を危惧するする内容でありました。

即座にスマホでデータを検索してみると、東北地方全体で902万人、神奈川県1県で915万人、と出ていました。

なるほど人口が都市部に集中して云々の昨今の問題がようやく実感として理解できました。

一昔前は日本各地に石炭や鉄鋼などの産業集積地、また移住、区割りなどで

広島県、新潟県、石川県、北海道などが東京を人口で上回っていた時代もありました。

適度に日本の人口は地方に分散していたわけです。

しかし記憶に新しいように地方の産業は海外に出ていき、また産業構造の変化から

若者のトレンドが大都市志向に向かったため地方人口が流出していったようです。

 

この人口の歪みは弊社でも経験しました。

私どもは人材紹介業も営んでいますが、この真新しい業務をスタートした10数年前は

すでに業界全体の成約率が東京圏で8割と言われていました。

現在は東京圏のシェアは関西や福岡などのその他のシェアが伸長したことで低くはなりましたが、

一強の状態に変化はありません。

言えることは新しいビジネスは大都市で始まり地方に浸透するには相当時間がかかると言う事です。

若者や経営者にとってチャンスは大都市にあるというのが必然の思いです。

ただこの歪みが将来に渡って仕事全般の環境に悪影響を及ぼすのかと言うと私はそうは思いません。

大きく振れた針はかならず反転するものです。

保育所の待機児童問題、住宅環境の悪化、マンション価格の高騰などすでに反転の兆しは見え隠れしています。

 

ここで話は変わりますが、弊社のような規模の会社でも在宅勤務の正社員は数人存在します。

3人とも翻訳通訳エンジニアですが育休明けの人、もともと出社する必要のない人、社会奉仕に従事しながらの人、

事情はマチマチですが一時期バッチリ現場で技術を身に着けた方たちなので

本人、弊社、クライアントとも三方良しで上手く推移しています。

中でもそのなかの一人、エムさんは十代で弊社に入社した帰国子女で、長く現場で翻訳通訳エンジニアとしての技能を学び

結婚してお子さんを授かってからは在宅勤務に移り二児の親になった今も現役時代以上のパフォーマンスで

問題なく業務を推進してくれています。エムさんに会うのは忘年会の時だけでしょうか、、、、

忘年会は必ず来てくれていますね。

 

これからの職場のカタチは完全在宅勤務、週二回出社のハイブリッド型、

もしかすると本社もバーチャル仮想空間にしか存在しない会社などが現れるかもしれません。

このような極端な技術革新が日本の人口の歪みを正す特効薬になることを期待したいと思います。

 

近い将来のある設計エンジニアの働き方のカタチです。想像です。

設計エンジニアのエルさんはゴーグルを装着してVR、バーチャルリアリティーの空間で設計の仕事をしています。

隣には同僚が、斜め前には上司もいます。

彼ら彼女たちもきっと別の空間でゴーグルを装着しているのでしょう。時々目が合うと微笑んでもくれます。

少し休むことにして装着したゴーグルを外します。外すとそこは地方の広々とした自宅の仕事部屋。

ストレッチをしながら窓を開けると、目の前には長閑な五月の田園風景。

田植えをし終わったばかりの苗が澄んだ風になびいている。

そんな現実が目前まで来ているのかもしれません。

 

 

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