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丑年と楽しい食事

新年明けましておめでとうございます。

 

今年は丑年です。のんびりと草を食む草原の牛のように長閑で平和な年になることを切に願います。また牛の盛り上がった逞しい筋肉のように力強く経済が躍動することを祈ります。

 

話は変わりますが、知り合いにいつもタッパに人参やブロッコリーを入れて持ち歩き腹がすくと場所を選ばず食べている人がいます。スレンダーな体型からもそれを意識した〝菜食好き〟なのでしょう。食いしん坊でなんでも食べる雑食性の私としては世の中美味しいものが沢山あるのにモッタイナイと思わずにはいられません。

さらに進んで主義として卵も乳製品、蜂蜜さえ避けるビーガンの方もたまに見受けられます。命を奪って肉を食べなくても牛や馬、鹿は植物だけ食べて健康じゃないかというのが彼らの主張です。

反芻(はんすう)動物と言う言葉を耳にしたことはあるでしょうか。授業で習って以来なので忘れている方もいらっしゃるでしょう。牛などの反芻動物は四つの胃を使って効率的に植物を分解し、人や犬猫では栄養として到底利用できない植物からアミノ酸や脂肪酸を作り出し血液を通して体中に行き渡らせます。

彼らの四つの胃の中は正に食物製造工場です。酵素で分解、また第一胃袋に棲みついた大量のバクテリアが質の悪い植物性のたんぱく質まで分解して筋肉造りに欠かせない大量のアミノ酸を生成します。またそのバクテリア、微生物の膨大な死骸も第二の胃以降の消化活動で良質たんぱく質として取り込まれます。

そう考えると牛はバクテリアの肉を食べている事になります。牛や鹿のあの盛り上がった筋肉美も頷けます。ベジタリアンであるとばかり思っていた牛さん鹿さんの意外な秘密ですね。

なので人間は多様な食物をバランス良く直接接取しなければなりません。普通の消化活動をする胃は一つしかありませんから。

 

ベジタリアンやビーガンの方を否定するわけではありません。日本も戦前戦後は食料の乏しさから国民の大多数が好むと好まざるとに関わらず低栄養の菜食中心の食環境に置かれていました。当時は平均身長も低く平均寿命も50歳程度でした。低栄養から死因の一位は脳内出血であったと聞いています。戦後、勢い食生活が欧米化して肉食はもちろん砂糖、各種調味料の過剰摂取で成人病という言葉も生まれました。脳内出血に代わり、死因第一位になった癌が多発し始めたのは記憶に新しいところです。欧米人の食生活がより不健康なハンバーガーに代表されるファストフードへ進み、その反省、反動から菜食主義が見直されたのは良く理解できます。

前述の菜食好きの方がどの程度のベジタリアンかは知りませんが、その後素敵な出会いがあったのに行き違いから不調に終わったと聞きました。ミシュラン掲載のフレンチやイタリアンでデートを楽しみたい相手とは当然嗜好は異なりますから何となく気まずくなったのだそうです。

多種多様な飲食店が氾濫する現代では当たり前のように食事はコミュニケーションの重要な接着剤のひとつになっています。願わくば健康のためにも無難な着地点を見つけて欲しいものです。

一方で日本には古来から続くビーガン食、精進料理があります。ダシさえ動物由来の物は使っていません。

福井県にある永平寺に修行に入った若い僧侶見習いの方はみんな花粉症から解放されると言います。杉の木に囲まれた永平寺でです。精進料理が食事療法になったのでしょう。

健康の原点は食事からと言うのは常識ですから、あとは正しい知識と〝なんでもほどほど〟で行くのが正解なのでしょうか。

 

批判の的のファストフードもたまにであれば美味しく楽しい食事になります。対岸である身体に良さそうな精進料理も毎食、一生ではあまり楽しい人生にはならない気がします。

懇意にしている料理人の彼の言を借りれば、人類史上これほど食事を楽しめる時代はない。今、食べて呑んで楽しまなければあの世に行ってバカにされる。なるほど、人類史はほぼ飢餓の歴史であったと言えます。

とは言え、健康に配慮してバランス良い食事で長生きはしたいですね。

 

丑年、今年もよろしくお願いいたします。

 

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