こんにちは。
受付スタッフのYukiです。
前回お話ししたスペイン旅行の往路、トランジットでオランダのアムステルダム空港に行ったとき、
ある本を見つけました。
The Travelling Cat Chronicles
こちら、日本の作品なんです。作者はHiro Arikawa。
以前映画化もされた、『旅猫リポート』です。
ここで注目したいのは、邦題での“リポート”が英題では“Chronicles”となっている点です。
日本語では、“リポート”で伝えたいニュアンスは十分伝わりますよね。
かえって“chronicle”だと、なんだかとてつもなく壮大な物語やファンタジーを想像してしまいます。
(実は読んだことがないため、実際の物語は存じ上げないのですが……汗)
英英辞典でそれぞれの単語を引いてみると、
Report= information that something has happened, which may or may not be true
Chronicle= a written record of a series of events, especially historical events,
written in the order in which they happened
(From Longman Dictionary of Contemporary English)
とあるように、“report”が単に“起こった出来ごとの説明”であるのに対し、“chronicle”には“
起こった一連のできごとを‘順番に記録’したもの”というニュアンスが強くあることが分かります。
英題をつける方が本編を読んで、ネイティブに内容がより伝わりやすい単語を選んだのでしょうか。
このように、ネイティブの持っている単語に対するイメージは、私達日本人にカタカナ英語
として定着しているイメージとはしばしば異なります。
本記事では細かなニュアンスの違いの例を挙げましたが、今月のYuka講師による
マンスリーレッスン『通じないカタカナ英語』では、より具体的に“日本で日常的に
使われているけれど、英語圏では通じないカタカナ英語”を学ぶことができますよ!
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